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福島原発3号機に地上から放水 自衛隊と警視庁

47NEWS/共同通信

 東日本大震災による東京電力福島第1原発の事故で、政府の災害対策本部は17日午後7時半ごろ、自衛隊の消防車による3号機への地上からの放水を行った。放水は午後8時すぎに終了。同日午前の陸上自衛隊のヘリコプターによる水の投下に続き、危機回避に向けた空と陸からの放水作業が本格化した。

 警視庁の高圧放水車も放水したが、途中で作業を中断。東電は「現場の放射線量が高かったため作業の段取りに時間がかかった」と説明した。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、放水量は自衛隊が30トン。自衛隊はヘリによる水の投下と地上からの放水を18日も実施する方向で準備する。

 北沢俊美防衛相が「きょうが限度」と決断を迫られるほど状況は切迫。原発敷地内で高い放射線量が観測されるなか、さらに高濃度の放射性物質が外部に放出されるのを防ぐため、爆発で損傷した建屋の開口部に水を入れる異例の作戦が続いた。

 東電によると、原発敷地内の一部で17日午前に毎時3700マイクロシーベルト超だった放射線量が、自衛隊ヘリが水を投下した後の午後1時半に毎時4千マイクロシーベルトを超えた。一方で東電は「水蒸気が原子炉建屋から上がった。冷却効果があった」とヘリによる水投下の効果を強調した。

 防衛省によると、3号機周辺には消防車5台や化学防護車が展開。菅直人首相は同日夜の災害対策本部で、作業に当たる自衛隊員や警察官に対し「危険な作戦を行うことに感謝する」と述べた。

 福島第1原発では地震の影響で3、4号機の使用済み燃料プールの冷却機能が停止し、水素爆発などで原子炉建屋が損傷。プールの水位が低下して燃料が露出し、放射性物質を含む蒸気が放出された恐れがある。事故後、関東や東北地方など各地では通常より高い放射線量が観測された。

 ただ今回の放水量は、空と陸を合わせてもプールを満たすのに十分ではなく、今後も継続的な放水が必要とみられる。東電は周辺の放射線量の変化を分析し、対策を検討。外部からの送電の復旧作業も進め、海水を取り入れるポンプなど主要機器の機能を確認し、原発全体の冷却機能の回復を目指す。

更新日 : 2011/03/17

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