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海水から1250倍のヨウ素検出 福島原発南放水口付近

47NEWS/共同通信

 東日本大震災による福島第1原発の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は26日、同原発の南放水口付近の海水から、法令が定める濃度限度の約1250倍の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。これまでは100倍前後で推移していた。

 海水は25日午前8時半に採取。保安院は「拡散するので濃度は相当薄まる。半径20キロ以内は避難区域で漁業が行われておらず、周辺にただちに影響があるとは考えていない」としている。文部科学省の船舶による約30キロの沖での測定値に大きな変化はないという。

 濃度が高まった理由として東京電力は「汚染された水が海に流れ出た可能性が高い。(1〜4号機のタービン建屋地下にあり放射性物質を含む)たまり水との関連は否定できない」とした。

 保安院は、この海水を500ミリリットル飲むと「一般人の年間被ばく線量限度の1ミリシーベルトに達する、ある程度の高さの値」とした。放射性セシウムの一種も限度の117倍検出された。

 東電は、2号機の原子炉を冷やすために注入している海水の真水への切り替えなど復旧に向けた作業を開始。海水では塩分で冷却効率が悪くなる懸念があった。すでに1、3号機は真水への切り替えを済ませている。真水には中性子を吸収して核分裂を抑えるホウ酸を加えた。

 東電福島事務所は、24日に3号機で作業員3人が、地下にたまった水で被ばくする1週間近く前の18日、1号機地下にたまった水面の放射線量が1時間当たり200ミリシーベルトと高い数値を示していたと明らかにした。この数値を作業員に伝えていなかったことになり、東電は「情報共有が甘かった。各原発に注意喚起していれば(3号機の)被ばくを防げたかもしれない」としている。

 タービン建屋地下にたまっている水は高濃度の放射性物質を含み、原子炉から漏れたとみられる。作業員の深刻な被ばくが再び起きるのを防ぐため、タンクなどに回収を始めた。

 1、3号機のたまり水は、通常の炉心にある水の1万倍と判明している。2号機の濃度は分析中だが、水面の放射線量からみて、同程度とみられるという。4号機の水は分析中だ。

更新日 : 2011/03/26

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